人生は妥協の産物
メイ首相の退任表明演説
じっくり聞くと、いろいろと感じることがあります
自分自身の主義主張はそれとして、国家の首相として、民主主義の手続きによって決まったことを守り進めようとしたこと
それが皮肉にも、議会制民主主義の仕組みによってうまくいかない事態に突き当たり、迷い、悩み、苦しみながらよりよい道を探ったこと
そして最終的に、自らの使命として心血を注いだことを、中途で投げ出さざるを得ない結果に終わった、そのことに対する忸怩たる思いがほとばしる演説でした
演説の中に、わざわざ挿入した言葉が心に刺さります
「忘れないで
妥協は汚い言葉ではありません
人生は妥協の産物なのです」Never forget that compromise is not a dirty word.
Life depends on compromise