医療の「翻訳家」を目指して【市川衛】

医療・健康の難しい話を、もっとやさしく、もっと深く。

日本ヘルスコミュニケーション学会に参加

f:id:mam1kawa:20200927211449p:plain

 

今日は日本ヘルスコミュニケーション学会第12回学術大会に参加

healthcommunication.jp


自分の発表テーマは「新型コロナ:研究と実践報告」

 

座長の中山健夫さんと奥原剛さんの暖かなコメントをいただき、他のみなさまのご発表もいちいち学びになることが多く、ついつい質問を繰り返し、楽しい時間を過ごさせていただきました。

 


個人的に最も心に残ったシンポジウム
「やさしい日本語」
「SDM(シェアードディシジョンメイキング)」
「医療者のアツすぎる想いは、だいたい空回り」(※意訳)

 

全体の発表傾向も見るに、今年のトピックは「医療健康情報のアクセシビリティ」になっていた気がしました。すなわち障害や言語的な壁を抱える人にも、どうすれば情報が理解しやすくなるのかを考えた取り組みや技術の開発が、今後少なくとも数年の流れになっていくような気がしています。

 

なお・・・こんなことを言うのは分不相応と思いつつ、学会に参加してちょっと違和感
せっかく座長が「質問をお願いします」と求めているのに、誰も手を挙げず、じゃあ、といって座長が質問するケースが多々見られました。

 

せっかく質問を求められているんだから、空気とか読まずに思い切って発言しよう。
発言することを目標にすれば、死ぬ気で他人の発表も聞くようになるのだから。そうじゃなきゃ、中心メンバーだけが好きに語っている現状が変わりません。

 

せっかく学会がオンライン化して、誰もが発言の機会を持ちやすいフラットな空気ができているんだから。

 

恥ずかしがらずに質問しよう。できないなら、質問できるようになろうと思って死ぬ気で勉強しよう😊