医療の「翻訳家」を目指して【市川衛】

医療・健康の難しい話を、もっとやさしく、もっと深く。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

メディアと医療者の「より良い関係」を作るためには

先週の土曜日のことになりますが、名古屋にて日本整形外科学会の教育研修講演に呼んでいただきました。 研修会のお知らせ 研修のカテゴリーは「医療倫理」ということで。。。 メディアの立場として、出演や監修でご協力いただく医療者の方々と、どうしたらよ…

コクランが揺れている

署名しました。 www.ipetitions.com システマティックレビューの総本山として知られるコクランが揺れています。 HPV ワクチンに対するレビュー著者の利益相反問題の追求や、副反応が過小評価されているという訴えを続けていた理事(ピーター・ゲッチェ氏)を不…

介護分野への外国人労働者の受け入れ -- 「台北駅」から学ぶメッセージ

来年4月に、外国人の単純労働者の受け入れが始まることが閣議決定されました。想定されている分野の筆頭が「介護」です。 少子高齢化に伴う圧倒的な人手不足の中で、介護分野への外国労働者の受け入れは必須と考えられます。その一方で、様々な「摩擦」も生…

医療・健康情報の懸け橋になるために 図書館ができること

全国の図書館の司書さんたちが集まる年に一度のイベント、図書館総合展にてお話しさせていただきました。 改めて気付かされたのは、医療や健康情報の入手に図書館が大きな役割を果たしていること、そして、課題解決型図書館として積極的に利用者のニーズに様…