医療の「翻訳家」を目指して【市川衛】

医療・健康の難しい話を、もっとやさしく、もっと深く。

いまホットな話題で鼎談しました

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#ケアネットライブ

22日(水)20時~オンラインセミナー
SNSとコロナワクチン」
いまホットな話題で鼎談しました

www.carenet.com

コロワくんサポーターズ代表で
マウントサイナイ医科大学フェローの
山田悠史さん
みんパピ!代表理事
関東中央病院産婦人科
稲葉可奈子さん

いまSNSの発達とともに、日本でも海外でも「発信する医療者」の存在感が増していますが、その最前線にいる2人と現状の取り組みや課題について語るワクワクする時間を過ごさせていただきました~

 

ケアネットという場もあり、医療者よりの内容になっています。
・発信したいけど、うまくいかない
・炎上が怖い
・きっかけが欲しい

などなど、お悩みをもつ医療福祉職のみなさまを中心に、もちろん発信への想いをもつかたすべてにちょっとでもお役に立つ内容になるようがんばりました

よかったら22日20時からご覧くださいませ~

本日発売の週刊女性さんで署名記事を書かせていただきました。

本日発売の週刊女性さんで署名記事を書かせていただきました。


先日同行取材した、新型コロナで自宅で療養されている方の訪問診療のルポです。取材にご協力くださった佐々木淳さん、調整くださった鈴木希望さん(ともに医療法人社団 悠翔会)本当にありがとうございました。

現場を取材し、その実態を多くの人に知ってもらう。ここまではメディア在籍時にも出来ていたことです。

いまはそこから一歩踏み込み、資金調達

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支援という形で、自分が応援したい取り組みを実際に前に進める役に少しでも立てるようになりたいと思っています。
今回のプロジェクトは、目指すところに一歩だけでも踏み出せたという意味で感慨深いものでした。今回のルポ掲載にお声がけくださった 谷 知子 さん本当にありがとうございました。

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こういうルポものを書くのはひさびさでちょっと新鮮な気分😊

いつもと違う市川の文体もお楽しみいただけます。
よかったら書店コンビニなどでお買い求めください。

 

dマガジンなどネット雑誌閲覧アプリでもお読みいただけます。

プレジデントオンラインさんで執筆開始しました

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ちょっと前になってしまいましたが、プレジデント・オンラインさんで執筆の機会を頂けることになりました。

 

president.jp

「コーヒーを飲めば眠気が減って仕事がはかどる」と感じる人がハマっている落とし穴

 

こんなとき、あなたならどうしますか?

仕事の締め切りが明日に迫っている。作業を続けているうち、いつのまにか深夜2時。眠気はピークに達し、ふとした瞬間に意識を失いそうになる。PCモニターの文字を目で追っても、頭の中で上滑りするばかり。頭をしゃっきりさせるために、何かしなければ!

A.濃いめのコーヒーやエナジードリンクなどで眠気を覚ます

B.取りあえず寝て朝から働く

 

てなかんじの書き出し。

コロナコロナで騒がしい世の中ですが、ゆるゆるテーマなんだけどちゃんと調べた健康ネタも大事だよね!というわけで書いてみました。まあまあ忙しくしておるのですが、「お風呂タイムにスマホを持ち込み、音声認識で書く」というような涙ぐましいスキマ時間有効活用の結晶です。

 

初めてご縁をいただいたプレジデント・オンラインさん。

 

すてきな記事に編集くださって感激。

 

月イチくらいで、こんな感じの原稿書けていけたらいいなあ~

 

よかったらご一読くださいませ!

おもてなしが「呪縛」となるとき。もしくは、コロナと接触感染リスク

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ちょっとまえの記事になりますが、7月21日に、連載している#健康警察 の新しい記事を出しました。


「お客ごとに消毒」って姿、良く見かけるようになりましたが、「それってホント必要なの??」って思った経験、ありませんか?
そうそう!と思った方がいらしたら、よかったら読んでみてください。

 

実は最近の研究では、、、コロナは接触感染のリスクは、比較的「少ない」というのが常識になっています。

え、今更そういわれても。。。と僕も思いますけれど、それに対して、どう受け止めればいいのか。そんなことをガチで論じてみました。

 

ぎすぎすしがちな昨今ですが、こういう論点も大事だよなーと思って心を込めて書いた記事。ヤフトピに取り上げていただいて感激です。
良かったら読んでみてくださいませ😊

 

news.yahoo.co.jp

7月7日 ABEMA Primeさんに出演させていただきました【ワクチン接種 懸念を解くカギは】

 

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昨日のアベマTVさんの出演内容、まとめていただきました。発言した内容を、ほぼそのまま起こしていただいて、本当に有難いです。

 

times.abema.tv


「なんと政府や行政に甘い意見!!御用ジャーナリストか??」と言われちゃうかもしれませんが、ご存知の通り、ぼく政府とは全く関係ありませんし、批判するときはついつい批判しちゃう人間です。


もし利益相反と言えることがあるとすれば、それは、これまでの取材活動の中で、現場で死ぬ気で頑張っている人たちと知り合い、その話を聞いてきたということかもしれません。

何やっても批判されちゃうなかで、それでも誰かの幸せのために頑張っている人が、言いたいけど言えなくてぐっと飲みこんでいる言葉を聞いてきた。だから小さな声かもしれないけれど、代わりに叫ぶ人でありたい。という想いは正直言って、あります。

いま比較的自由な立場になった中で、思うことを言って報じていただけて本望です。ありがたし。

映像はこちらでご覧いただけます。よかったら。

abema.tv

 


ーー
日本のワクチン接種の進捗状況について、医療ジャーナリストで広島大学医学部客員准教授の市川衛氏は「率直に言って、想像した以上に接種のスピードは早く、上手くいっている」との見方を示す。
 「2月に自治体で感染対策を行っている専門家に取材した際、“高齢者への接種が終わるのはいつ頃か”と尋ねると、“来年の夏頃ではないか”という答えが返ってきた。ワクチンの量には限りがあるので、感染状況が深刻で死者数も多いところが優先されていた。日本には1億人以上の国民がいて、うち3500万人以上の高齢者だという中、欧米諸国に比べれば感染者数も死者数も少ないので、供給量が見込めなかった。加えてロジスティクスも全て手探りということもあり、当時は現場の誰もが見通しを立てられなかったし、まして7月の段階で高齢者の7割が少なくとも1回の接種を完了することになるとは、誰も想像していなかったといっても過言ではない」。
https://times.abema.tv/news-article/8665529?

週刊女性(6月29日発売号)に寄稿しました【子どもへの新型コロナワクチン】

 

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子どもへの新型コロナワクチン接種をためらう親がすべきこと

週刊女性さんに記事を書かせていただきました。

 

女性誌に署名記事を書かせていただくときが来るとは、本当に有難く光栄なことです。

 

よかったらコンビニなどでもお買い求めいただけますし、dマガジンやYahoo!ニュースなどでも公開されていますので、ご一読くださいませ

 

メッセージとしては、「子どもの接種気にしているヒマあったら、まずは早く親世代がしっかり接種を済ませようぜ!」ということです。

 

異論反論オブジェクションあると思いますので、よかったら率直にご感想頂けると幸いです。

【人形劇の文化と担い手を、後世につなげよう】

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NHKチコちゃんに叱られる!」HPより

 

【人形劇の文化と担い手を、後世につなげよう】
想いを込めたプロジェクトが始まろうとしています。

※業務連絡
NHK日本放送協会)」とか、「ガッテン!」とか、「チコちゃん」みたいなワードにちょっとでも関係している人、ぜひ読んでください。社会にとって意義のあるプロジェクトを、大切な仲間が始めようとしています。
暑苦しい長文がこれから始まりますが、お読みください。

ーー

テレビ業界にいる人にとって、「伝説の造形師」と呼ばれている人がいます。
その名は 服部 弘弐 さん。

古くは「おーい!はに丸くん」、さらには「ひょっこりひょうたん島」から始まり
20年以上前に「ガッテン!」が始まってからは、その名物というか番組のソウルとなった「手作り模型」を作り続けてきた人です。

最近ではチコちゃんの造形を担当されました。

そんなレジェンド服部さんは、私にとって恩人です。

ガッテン!のディレクターやデスクを担当していたとき。出来ない足りない自分は、いつも想いばかりが先走り、「こういう模型を作りたいんです!こんな機能があったら素敵だと思うのです!」とムリを申し上げてばかりでした。

服部さんは笑顔で、はいわかりました!といつも仰ってくださいます。
そんな服部さんに甘えて模型完成。でも本番当日、立川志の輔師匠に「なんでここで模型出てくるわけ??こんな機能必要??」と根本的なご指摘を受け、真っ青な顔をしたわたし、「スミマセン、模型、せっかくつけていただいた機能、使わなくなりました」とお伝えする。本番2時間前です。服部さんが、その機能を徹夜して作ってくださったことを知っているにもかかわらずです。

そんな制作者の情けなさやワガママを、あたたかすぎる笑顔で受け入れてくださったのが服部さんです。

自分語りが長くなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

そんな恩人である服部さんが、クラウドファンディングを企画されている、というご連絡をいただきました。

何が目的か。

いま人形劇の世界が、大きな課題に直面しています。

デジタル技術の進歩の中で、これまで人形劇が担ってきた部分の多くを、3DCGが代替しつつあります。そのほうが費用対効果が良く、繰り返し使えて、修正が効きやすいからです。それは仕方ないかもしれない。

でもですね。例えば人間は失敗します。動かしている手の先に棒が見えます。動きにためらいが生まれることもあるでしょう。そういう偶然が生まれる表現の担い手の活躍の場が、本当になくなって良いのか。

 

疑問を持つのは簡単です。でも服部さんはそこから一歩踏み出して、自ら、人形劇とアニメなどデジタル技術を融合させたコンテンツを作ることで、作り手が継続的に活躍できる場を作ろうとしているのだとお聴きしました。泣けるほど共感します。

 

でも、そのためには資金が必要です。

 

もうみなまで言う必要はありませんね。

 

「人形劇」というものに少しでも勇気とか、安らぎとか、ワクワク感を抱いておられるかた。
READYFORでプロジェクトを行います。まだ決まっていませんが、もうすることに決めました。これをやらなければ、これまでに受けたご恩に報えないと、恥ずかしいと思うからです。

 

僕は、もちろんいまの本業でもありますが、ひとりの人間として服部さんのやりたいことを、実現したい世界を、全力応援したいと思っています。

 

私を筆頭に、服部さんに迷惑をおかけし助けてもらった人たち。
そして服部さんの仕事とはしらなくても、例えばはに丸くんとか、おかあさんといっしょとか、ガチャピンとか、そういう存在に勇気や安らぎを感じた皆さま。

 

まだ生まれてもいないプロジェクトですが、成功に導くために、力をかしてください。
とりあえずは頭出しです。

 

これから市川が暑苦しくカッコ悪く応援をお願いするかもしれません。恩に報いたいというやむにやまれぬ想いです。どうか見守ってやってください。よかったら一緒に盛り上げてください。